国土交通省の調べによると、マイホームを購入するワケはいろいろあります。

・注文住宅・・・メーカーが信用できるという理由が5割弱
・分譲住宅・・・新築住宅という理由が6割強
・中古住宅・・・値段が適正という理由が7割強

新築住宅に限られますが、普通はマイホームを購入すれば、2年目から年末調整で住宅ローン控除が適用できます。この制度によって、ものすごい還付金額になるんですね。
※一定の住宅は年末調整で住宅ローン控除を受けません。残念ですが・・・。

住宅ローン控除は年末調整の目玉です

年末調整で還付金額が大きくなるのにはワケがあります。

ひとつは給料に対する源泉所得税の計算するときに住宅ローン控除が考慮されていませんので、天引きされる金額が多めになります。よって、年末調整で税金がたくさん戻ってきます。

もうひとつは住宅ローン控除の計算方法によります。具体的には次のうち、いちばん小さい金額が年末調整で税額控除される金額です。

・年末の住宅ローンの返済残額×1%
・住宅の購入金額×1%
・40万円

最大で40万円還付されることになりますので、住宅ローン控除は本当に大きいですね。

こんなに細かい!住宅ローン控除を受けるための条件

年末調整で住宅ローン控除を受けるためには、ローンを組んだだけではダメで、他に細かい条件があります。

・日本人であること
・年末まで本当に住んでいること
・ローンの返済期間が10年以上であること
・床面積が50平方メートル以上
・建物の半分以上を自宅用にすること(不動産投資や事業に使った分はダメ)
など

このように住宅ローン控除を年末調整で受けるためのハードルがあります。不安な方は税理士か税務署内のタックスアンサーに相談しましょう。ご自身で判断される場合は自己責任でお願いします。

年末調整のお約束である書類を会社に提出

住宅ローン控除にはお約束があります。年末調整で税額控除をするためには書類を会社に提出しないといけません。

①給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書
②年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書
③住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書

①と②は一枚の用紙に盛り込まれ、③は金融機関から入手します。忘れないように注意しましょう。

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